スポーツマウスガード
スポーツマウスガード
スポーツによる負傷の約30%が、口に関係する怪我といわれているのをご存知ですか?そのため、ボクシングやラグビーなど様々なスポーツで、口の中に入れるマウスピースの装着が義務付けられています。
また、噛み合わせの矯正ができる精密なマウスピースを装着する事で、運動能力が飛躍的に高まることが報告されています。
マウスピース(マウスガードについて)
マウスピース(マウスガード)は口の中の保護装置で、マウスプロテクターなどとも呼ばれています。マウスピース(マウスガード)は外力から顎と口のまわりへの衝撃をやわらげ、歯の破折や、顎の骨折、口の中・口の外の軟組織のケガを防止するものです。脳しんとうの予防にもなります。マウスピース(マウスガード)は、上顎の歯につけることが多いのですが、スポーツによっては下のほうにだけ、あるいは上下につけることもあります。
注意
マウスピース(マウスガード)にはスポーツ用品店などで販売されている簡易型のものもありますが、口をあけるとすぐに落ちてしまったり、正しい咬み合わせができず顎関節(がくかんせつ)を痛めるなど、かえって危険なことがあります。歯科医院で型をとって精密に作るものが安全です。正しいマウスピース(マウスガード)の使用は、からだのバランスの安定、筋力の向上がみられるという研究データがあります。競技の種類によっては、競技力が向上すると報告されていますので、歯科医院でつねにチェックしてもらいましょう。
マウスピース(マウスガード)の多様な効果
さらに装着することによって、安心感の増大という大きな効果があり、アグレッシブなプレー、ファインプレーに結びつきます。
マウスピース(マウスガード)の効果 スポーツ先進国アメリカの歯科医師会の報告によると、合衆国内で行われるスポーツの試合中にマウスピース(マウスガード)を装着することで、年間200,000件以上の口腔領域のスポーツ外傷を防いでいるとしています。
日本においても最近、予防効果が高いという同様な学会報告がみられます。